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ENVIRONMENT

推奨環境・動作環境

次世代CMS「Container(コンテナ)」を全機能で動かすためのサーバー・PHP・データベース要件を機能ごとに整理。最低限の構成・ブラウザ対応・おすすめのレンタルサーバー・VPS・AWS比較も掲載。

Container の動作環境について

Container は、サーバーにインストールして使う CMS(コンテンツ管理システム)です。
基本的な管理画面とサイト表示は一般的なサーバーであれば動作しますが、画像の自動最適化・定期実行・AI機能・スマホ投稿アプリ・プッシュ通知といった一部の機能は、サーバー側の追加設定や外部サービスの契約が必要になります。
ここでは「何があれば全機能が動くのか」「これが無いとどの機能が止まるのか」を、できるだけかみくだいて説明します。
サーバー選びの目安として、おすすめのレンタルサーバー・VPS・AWS の比較も掲載しています。

かんたんに言うと

Container を動かすには、大きく「土台」と「機能ごとの追加」の2段階で考えると分かりやすいです。
土台とは、CMS そのものが起動するために必ず必要なもの(PHP・データベース・Web サーバー・ファイルの書き込み権限)です。これが揃っていないと、管理画面が開きません。

その上で、使いたい機能に応じて必要なものが増えていきます。「画像を自動で軽くしたい(WebP)」なら画像処理の部品、「決まった時刻に自動処理したい」なら定期実行(cron)、「AI で記事を書きたい」なら AI 事業者との契約——といった具合です。
使わない機能の分は無くても問題ありません。

下の2つは、「とりあえず始める最低限」と「全機能をしっかり使う推奨構成」の早見表です。詳しい内訳はこのあとの表で機能ごとに説明します。

  • 必須 無いとその機能が動きません
  • 推奨 無くても代替動作。あると快適・安全
  • 任意 使う場合のみ必要
最低限(まず始める)

基本のサイト運用ができる構成

  • PHP 7.3 以上(推奨 8.0 以上)
  • MySQL 5.7/MariaDB 10.2 以上(utf8mb4)
  • Apache+mod_rewrite が使えること
  • 画像処理(GD)/メール送信が使えること
  • uploads・キャッシュ等への書き込み権限
  • 独自SSL(HTTPS)での常時暗号化
推奨(全機能フル活用)

すべての機能を快適に使う構成

  • PHP 8.0 以上+拡張(GD・Imagick・curl・zip 等)
  • MySQL 8.0/MariaDB 10.6 以上
  • cron(定期実行)が自由に組めること
  • SSH・exec が使える(cwebp・mysqldump 等)
  • 外向き HTTPS 通信+各 AI 事業者の API 契約
  • SMTP などの安定したメール送信

全体で必要な土台(サーバー要件)

CMS 全体が動くために必要な基本要件です。ここが欠けると、特定の機能だけでなく管理画面そのものが起動しないことがあります。

これが無いと、そもそも管理画面が開きません PHP・データベース(MySQL/MariaDB)・Web サーバー(Apache)・ファイルの書き込み権限の4つは、Container を動かすための前提です。レンタルサーバーやVPSを選ぶときは、まずこの4点を満たしているかをご確認ください。
項目 推奨 最低ライン 補足
PHP(本体) PHP 8.0 以上 PHP 7.3 以上 CMS を動かす言語そのもの。日本時間(Asia/Tokyo)で動作します。
PHP拡張(標準) PDO・pdo_mysql・mbstring・json・openssl・hash データベース接続・日本語処理・暗号化・API に使用。無いと管理画面が起動しません。
PHP拡張(通信) curl AI・地図・サイト監視・Webhook など、外部との通信に必須です。
PHP拡張(画像) GD + Imagick GD 画像のリサイズ・サムネイル・WebP 変換に使用します。
PHP拡張(圧縮) zip(ZipArchive) 任意 プラグインの ZIP インストール、バックアップの圧縮に使用します。
データベース MySQL 8.0/MariaDB 10.6 以上 MySQL 5.7/MariaDB 10.2 以上 文字コードは utf8mb4(絵文字対応)。データの保存全般に使用します。
Web サーバー Apache+mod_rewrite(+圧縮・キャッシュ系) Apache+mod_rewrite URL の制御に .htaccess を使用。Nginx の場合は同等の設定を手動で用意する必要があります。
通信(HTTPS/SSL) 常時 HTTPS(独自SSL) HTTPS セキュアな Cookie・スマホアプリ・プッシュ・AI 機能で前提になります。
メール送信 SMTP または sendmail sendmail(mail 機能) お問い合わせ・各種通知・2段階認証で使用します。
定期実行(cron) OS の cron+PHP CLI 手動実行で代替可 自動処理・サイト監視・バックアップ整理などに使用します。
外部コマンド(任意) exec+mysqldump/tar/cwebp 無くても代替動作 バックアップや WebP 変換を高速化します。共有サーバーでは制限されることがあります。
ファイル書き込み権限 uploads・package/cache・log・backup が書き込み可 設定の保存・画像アップロード・キャッシュ生成に必須です。

※ 上記の標準拡張(PDO・mbstring 等)は一般的なレンタルサーバーであれば最初から有効になっていることがほとんどです。Imagick・cwebp・exec などは、サーバーやプランによって使えない場合があります。

機能ごとに必要なもの

使いたい機能ごとに「必要なもの」と「無いとどうなるか」をまとめました。使わない機能は無くても問題ありません。「この機能を使うなら必須」のものは、その機能を有効にする前にご準備ください。

機能 必要なもの これが無いと 区分
画像のアップロード・リサイズ・サムネイル GD 拡張(または Imagick) 画像が原寸のまま保存され、サムネイルが作られません。 必須
WebP 自動最適化 GD の WebP 対応/Imagick/cwebp のいずれか 画像が WebP に変換されず、表示の軽量化が効きません(JPEG/PNG のままで動作はします)。 推奨
定期実行(cron マネージャー) OS の cron + PHP CLI(php 実行ファイル) 予約した自動処理が動かず、手動実行のみになります。 必須
サイト監視(monitor) cron(毎分実行)+ メールまたは Webhook 監視データが集まらず、障害が起きても通知が届きません。 必須
メール送信(問い合わせ/2段階認証/請求・監視通知) サーバーのメール送信機能(sendmail 等)または SMTP メールが届きません。2段階認証を有効にしている場合はログインできなくなることがあります。 必須
スマホ投稿アプリ(PWA/mobilepost) HTTPS(SSL)+ メール送信(ログイン用コード) アプリのインストールやオフライン動作ができず、ログイン用コードも届きません。 必須
WEB プッシュ通知 HTTPS + 通知用キー(VAPID)の設定 ブラウザへのプッシュ通知が送れません。 必須
AI 機能(記事生成・チャット・画像生成) 外部通信(curl+外向き HTTPS)+ 各 AI 事業者の API キー契約(OpenAI/Claude/Gemini 等) AI 機能が一切動作しません。AI の利用料は各社との契約が前提です。 必須
プラグインの ZIP インストール zip 拡張(ZipArchive) 管理画面から ZIP での追加ができません(ファイル設置での導入は可能です)。 推奨
DB・ファイルのバックアップ(maintenance) exec 関数 + mysqldump/tar(無ければ PHP での代替生成) 大規模なデータで実用的なバックアップが取りにくくなります(簡易動作に切り替わります)。 推奨
静的 HTML 書き出し(static_export) 書き出し先への書き込み権限 + cron(自動化する場合) 自動での静的書き出しができません。 任意
プラグイン管理画面・リダイレクト・WebP 配信(.htaccess) Apache + mod_rewrite プラグインの管理画面やリダイレクトが正しく動きません(Nginx は同等の設定を手動で用意します)。 必須
設定・テーマ・テンプレートの保存 package/cache・uploads などへの書き込み権限 設定変更が保存されず、初期状態に戻ってしまいます。 必須

※「必須」はその機能を使う場合に必要、という意味です。機能を使わなければ無くても問題ありません。WebP・バックアップなどは、必要なものが揃っていない場合でも、より簡易な方法に自動で切り替わって動作します。

ブラウザ環境(閲覧者・運用者)

サイトを見る人(閲覧者)と、管理画面を使う人(運用者)それぞれの推奨ブラウザです。管理画面は JavaScript を使って動くため、JavaScript を有効にした最新ブラウザでのご利用をおすすめします。

区分 推奨ブラウザ 補足
管理画面(運用者) Google Chrome/Microsoft Edge/Safari/Firefox の最新版 JavaScript の有効が必須です。ダッシュボードの並び順の保存などにブラウザの記憶領域(localStorage)を使用します。画面は横幅 1280px 以上を推奨します。
公開サイト(閲覧者) 各ブラウザの最新版(PC・スマートフォン) 表示テンプレートの作りに依存しますが、標準で主要なブラウザに対応します。
スマホ投稿アプリ(PWA) iOS の Safari/Android の Chrome 最新版 HTTPS が必須です。ホーム画面に追加して、アプリのように使えます。
非対応 Internet Explorer IE は非対応です。Edge などの最新ブラウザをご利用ください。

おすすめのサーバー(レンタル/VPS/AWS)

Container はサーバーの種類によって「手軽さ」と「使える機能の幅」のバランスが変わります。大きく分けると、共有レンタルサーバー・VPS・クラウドの3タイプです。サイトの規模や運用体制に合わせてお選びください。

  • TYPE 01

    共有レンタルサーバー

    手軽・低コストで、小〜中規模のサイト向け。cron・SSH・独自SSL に対応したプランを選べば多くの機能が動きます。ただし exec が制限される場合、WebP の高速変換や DB バックアップは簡易動作に切り替わります。

  • TYPE 02

    VPS(仮想専用サーバー)

    管理者権限で拡張(Imagick・cwebp)や cron・exec を自由に設定でき、全機能をフル活用できます。中規模以上・本格運用向け。サーバー管理の知識が必要です。

  • TYPE 03

    クラウド(AWS など)

    規模拡大・高トラフィック・止めたくない運用に向きます。Lightsail は定額で手軽、EC2+RDS は冗長構成や自動スケールに対応。大規模・高可用性のサイトに最適です。

サーバー別の対応の目安

サービス例 種別 cron SSH・exec 独自SSL 全機能フル 向いている規模・用途
エックスサーバー 共有レンタル ○ △ ○ △ 小〜中規模・手軽に始めたい
ConoHa WING 共有レンタル ○ △ ○ △ 小〜中規模・表示速度を重視
さくらのレンタルサーバ 共有レンタル ○ △ ○ △ 小規模・低コスト重視
各社 VPS(Xserver VPS・さくらのVPS・ConoHa VPS) VPS ◎ ◎ ○ ◎ 中〜大規模・全機能をフル活用
AWS Lightsail クラウド(VPS型) ◎ ◎ ○ ◎ 中規模・定額で将来の拡張も視野に
AWS EC2 + RDS クラウド ◎ ◎ ○ ◎ 大規模・高可用性・冗長構成

◎ 余裕を持って対応/○ 対応(プラン・設定による)/△ 制限される場合あり。共有レンタルサーバーは exec が制限されることがあり、その場合は WebP の高速変換(cwebp)や mysqldump によるバックアップが簡易動作(GD・PHP での代替)に切り替わります。基本機能の運用には支障ありません。

各サービスの対応状況・料金・プラン内容は変更される場合があります。導入時は各社の最新の公式情報で PHP のバージョン・cron・SSH・独自SSL の可否をご確認ください。「どのサーバーが自社に合うか分からない」という場合は、サイト規模・運用体制に合わせた最適な構成をご提案しますので、お気軽にご相談ください。

FAQ

よくあるご質問

サーバー選びに関してよくいただく質問をまとめました。
その他のご不明点はFAQ ページまたはお問い合わせフォームへどうぞ。